もしも、願いが叶うなら

思うがままに駆け抜けて

アイドルの恋愛と、藤ヶ谷くん


まず、初めまして、はてなブログ

元々ダラダラと長い文章を書くことは苦ではなかったしむしろ好きな方であったけれど、いざブログを始めるとなれば少々の勇気がいるものだ。文章が上手いわけでもない、面白いわけでもない、むしろ下手くそだし何を言っているのか自分でも正直分からなくなるときがある。ただ一度言葉にして自分の気持ちを整理してみることで何か変化があるのでは…と思ってこの場所に辿りついただけのことだ。




いきなりで、何から話そうか迷っているのは事実だが、あれからどんなに時間が経とうとも私が言いたいことはただひとつあの件についてだけで、ここから先はかなりの長文になると思われるため読んでくださっている方に先に注意しておきたい。








あの報道からもう5ヵ月が経とうとしている。…5ヵ月、早かったのか遅かったのかはわからない。私自身あの件があってから多少、彼へ向ける目は変わったものの、やっぱり時間ってすごい。その時は完治することはないだろうと思っていた深い深い傷もその存在を消してしまうかのようだ。とはいいつつも、消えることはないのだろうと思うが…。

アイドルの熱愛については当然人それぞれの意見や考えがある。あれが正しいとか、これが正しいとか様々な意見がある。だが、そんなことは誰にも分からないし答えなんて見つかるわけがない。そもそもそんなこと考えたくもないと思うのが普通ではないだろうか、少なくとも私はそうだ。





ところで、『アイドル』とは一体何なのだろう。私たちファンに夢を見させてくれるもの?笑顔や幸せを与えることができるもの?もちろん『アイドル』は世の中に存在する数多くの職業の一つにすぎないことはわかっている。ただ、特殊、非常に特殊なもの。芸能人というのはもちろんだが、役者やタレント、モデルなどとはまた違い、「恋愛」について重く見られ、中には恋愛は御法度というグループもある。なぜアイドルが恋愛について重く見られるのだろう。アイドルはファンに疑似恋愛を体験させるためにいるのではないことは誰にでも分かる。ファンだってアイドルに疑似恋愛をしたいから好きになるのではない。もちろん好きになっていくうちにそのような感情を抱いてしまうファンもいるのだけれども今は別として。アイドルを好きになるきっかけは様々で、人それぞれその背景にはいろいろなストーリーがある。しかし、そのスタートは違えど、彼らを想う気持ちの根本的な部分、大好きでとっても大切な存在で、支えたい、ついていきたい、と思う気持ち一緒なのではないだろうか。大袈裟かもしれないが、アイドルに人生をかけているファンもいる。彼らに支えられ、そして生きがいにしていたり、中途半端な気持ちで応援しているのではなく、『ファン』として真剣に向き合っている。彼らの職業はファンがいなければ成り立たないものであり、ファンの存在は彼らにとってすごく大事なもの。Jr.にしろデビュー組にしろ、これからの活動全てを左右するのがファンだ。ファンあっての彼らであり、また、彼らあってのファンなのである。

 

少し話は飛ぶが、そんなキラキラとしたアイドルとしての彼らに逢いに行くことができるコンサートなどでの『愛してるよー!』や、『会いたかったよー!』は「ファン」に向けられる言葉であり、特別な誰かを想って伝えられる言葉ではない。その言葉は彼らが『アイドル』としてわたし達『ファンみんな』に伝えられるもので、これからもそうであってほしい。ファンはいつだって勝手だ、自分だけのものになってほしいだなんて望んでいない。だけど誰かひとりのものにもなってほしくない。単純そうに見えてファン心理というものは複雑で面倒くさいものだ。しかし、ただアイドルを追っかけるといっても、それには金銭的な問題が必ず付き纏う。定期的にリリースされるシングルやアルバム、毎月発売される雑誌や、コンサートに伴うチケット代、グッズ代、また交通費や遠征ならば宿泊費。もちろん人それぞれアイドルにかけるお金の度合いは違うのだが、生活費以外は全てアイドルにかけているファンだって少なくはないだろう。お金はもちろん時間や労力だってそうだ。ただアイドルを追いかけてるだけ、応援してるだけ、言葉で表すととても単純で簡単なもの。だけど、その裏にはたくさんの苦労や努力がある。でもその分、アイドルはわたし達ファンに返してくれるから、わたし達が望むもの以上を私たちに返してくれるから。そのことを知っているからファンを辞めることができないし、これから先も続けていくのだろう。アイドルが私たちファンに向ける気持ち、私たちファンがアイドルに向ける気持ち。釣り合っていなければ成り立たない"アイドル"と"ファン"の関係。それを崩してしまう大きな原因の一つがアイドルの熱愛報道なのかもしれない。だから、『アイドル』の「恋愛」については重く見られてしまうのではないだろうか。






もうひとつ、アイドルの恋愛について。
もちろん『アイドル』もただの職業にすぎず、アイドルである前にひとりの人間なのは言われなくてもわかっている。頭では理解しているものの、すんなりと受け入れることができないというファンも大勢いるだろう、私もそのうちのひとりだ。普通の人間であるから、当然、恋愛感情は持つ。藤ヶ谷くん自身、恋愛体質なのも知っていたし、いつかは結婚して彼の憧れの先輩である木村さんのように幸せな家庭を築く日が来るかもしれないとは考えていた。正直に言わせてもらうと、恋愛は別にしてくれても構わないのだ。彼女の存在がいることによって、彼自身により磨きがかかってファンが望む以上のものを見させてくれるのであればそれは全く問題のないこと。ただ、彼は『アイドル』なのだ。彼女がいるのならそれはそれで構わないが、最後まで隠し通せ、アイドルを貫け、夢を売り続けろ、と私は声を大にして言いたい。ファンというものは複雑で面倒くさくてバカみたいに単純な生き物だ。一度失った信用が簡単には戻らないことを彼自身も知っているはず。今まで築き上げてきたその場所が一瞬にしてなくなってしまい、彼の今後の活動に影響を及ぼすことだってないとは言いきれない。WSやスポーツ紙、週刊誌などで報じられていた交際期間については多少ばらつきがあるものの、それが仮に4年半だったとしよう。4年半前といえば、「美男ですね」にクランクインした頃だろうか。となれば、ドラマの撮影期間中に交際に発展したということになる。当時彼はまだJr.でデビューを目前に控えていた時期。Kis-My-Ft2のデビューと同時期に放送されていたこのドラマは彼らのデビューにとってはものすごく重要なドラマだったはずだ。キスマイというグループを世に知らしめることができる大きなチャンス、主演の玉森くん、もちろん藤ヶ谷くんだって責任を感じていたはず。現に、私だってあのドラマがなければ今こんな長ったらしいブログを書いていなかったのだから。そんな大事な作品を作り上げていく中で、共演者と熱愛だなんて意識が足りなさすぎるのではないだろうか。交際スタートが撮影期間中ではなくクランクアップした後の出来事だったとしてもデビュー前後の大事な時期。本当に何をしているんだ、甘く見ているのかとでも言いたくなる。私はこの時、一方的かもしれないが『裏切られた』と感じた。今まで彼の何を見てきたんだろう、何を追い続けてたんだろう、"藤ヶ谷太輔"ってそんな人間だったのか?と、自問自答をひたすら繰り替えした。その時の感情は『失望』に近いものだったのかもしれない。彼が今までファンに示してきた想いや態度は全て偽りだったのか?ファンが勝手に作り上げた彼の理想像にすぎなかったのか?幻か?と考えずにはいられなかった。「キスマイBUSAIKU!?」でもキングと言われるほどの成績を残してきた彼のことだから、いくら彼の妄想力や想像力が人より優れていたとしても、女性との接し方に慣れていないはずはないだろう。そんな彼だから一般的にみれば、彼女のひとりやふたりは…と思ってしまいがちで、だけど、そんな報道はドラマで共演する度ごとにでっち上げられる共演者との嘘臭い熱愛疑惑ぐらいしかなかった。話を戻す。つまり何が言いたいのかって、一見、女性関係を多く持ってそうな彼なのにそういった浮ついた面がなく、いや…私達ファンにそういった面を一切見せずにアイドルという職業を全うし、アイドル「藤ヶ谷太輔」を貫き続けてくれるところが大好きだったのだ。彼から発せられる私達ファンへの言葉の数々を全力で受け止めて、彼自身を信じて疑わなかった私も単純すぎたのだろうか。だから余計に今回の報道を受け入れることができなかった、何度も嘘ではないかと思った。ソースが文春だったことも含め、最初に見た時はまたガセで騒いでるのか?と冷めた目で見ていたのに、ところがどうだ。同時に各スポーツ紙で大きく取り上げられ、朝やお昼のワイドショーにも登場してしまう。「いやあ、藤ヶ谷くんも大きくなったな〜。」と逆に関心してしまうほどだ。なぜ、4年半も経った「今」なのだろう。ためにためたネタの数々を一気にばらまき、でかでかと報じて何がしたいのかと腹が立ち、そして号泣した。彼も彼だ、4年半も隠し通してきたのだから、これから先も隠し通すことができたはず。油断からくる自覚の低さも改めて目の当たりにした今回の報道であった。






それからの彼はというものの、露出が一気に減り、報道以降初めてファンの前に存在を示したのは2年10ヵ月ぶりとなる藤北でのラジオだった。久しぶりすぎる藤北でのラジオもそうだが、北山くんのことだ、ファンに向けて何か残してくれるのではと期待を膨らませていた。報道以降、彼はどんな状態でいるのだろう、ちゃんとご飯を食べれているのだろうか、眠れているのだろうか、元気で毎日過ごせているのだろうか。そんな、ファンが知りたい「今」の彼の状態をファンを代弁して彼に聞いてくれたのはやっぱり北山くんだった。「最近どう?元気?ご飯ちゃんと食べてる?」何気ない言葉だが、彼に向けたその質問の数々は、ファンが今まさに知りたい彼の「今」。そんな質問を彼に問いかけるのが、北山くんで良かった。慰めるとか、励ますとか決してそんなことはしない。大切な存在で、大事なメンバーだからこその態度だ。ネット上で言われていた藤北の氷河期や不仲説など、そんなことは決してない。彼らは彼らなりの一定の距離感を保ち、どちらかがピンチになればその手を引っ張って目指す先へと一緒に連れて行く。甘えを見せたり馴れ合ったりは絶対にしない。背中合わせの関係かもしれないが、お互いにとって唯一無二の存在。そんな2人だからデビューした後もキスマイの2トップと言われ続けているのだ。今回の熱愛報道ではそんな2人の関係を改めて感じることができた。損保の件で失ったものは大きい。けれども、垣間見えた彼らのその深く固い絆や、不器用ながらも慕い合っている彼らの「今」を見れば、失ったものの分、少なからず得たものもあったように思うのだ。







今回の件については、これから先もファンは忘れることはないだろう、もちろん彼にも忘れて欲しくはない。この件をしっかりと胸に留めて、自覚をもって行動して欲しい。彼の今あるその場所、そして私たちファンの夢を守り続けて欲しい。あの華々しいデビューから4年が経ち、来年にはデビュー5年目を迎える。これからはどんな彼らを見せてくれるのだろう、きっとまだまだ突っ走っていくんだろうな、そんな期待を胸に抱きながらきっと私は明日も明後日も明明後日だってファンを続けている。5周年、10周年と迎えたその先に一体どんな景色が待っているのだろう。その景色を一緒に見れますように、そう願いながら彼らを想う。辛さや悔しさ、哀しみや苦しみ。幸せだけではない"アイドル"と"ファン"の関係。でも結局大好きなんだ、大好きだから私はついていきたい、夢を見せて欲しい、見続けたい。散々悩んだ挙句、辿りついた答えがシンプルすぎて思わず笑ってしまいそうになる。








軽い気持ちで始めたこのブログもいつの間にか5000字を超え、ここらへんで一旦区切りをつけようと思う。結局大好きなんだ、ただただ彼が好きなんだ。めちゃくちゃ面倒くさくてバカみたいに単純なわたしをどうか許してくれ。幸せいっぱいでファンができればどんなに楽しいんだろうって、そう思うこともあるけれど、他の人に目移りしてしまってもわたしが追いかけたい人は"藤ヶ谷太輔"しかいなくて、やっぱり彼がわたしのナンバーワンでオンリーワンらしい。










…うん、だからね、藤ヶ谷くん。
これからも全力でアイドルしててよ、キラッキラの世界に連れていってよ、頑張って着いてくから。5周年、楽しみにしてるからね…!以上!